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なぜオスワリさせるの?

 2015-04-10
昨日、キューさんの夜ご飯の準備をしている時、
ふと、フセの状態で待っているキューさんが視界に入りました。

むかし、オスワリやフセの練習をさせていたことを思い出しました。

今振り返ると、何故そんなことをさせていたのか思い出せないのですが、
何となく迎える前から、犬にはオスワリやフセ、
マテを教えるものだと思っていました。
初めて買った躾本にも、オヤツを使って教える方法が書いてあり、それを元に練習していました。

リーダー論に目覚めてからは、
リーダーとして立場を確立するためのオスワリ、マテ、でした。
暇さえあれば、コマンドを出して、従わせることで、コミュニケーションをとろう、
それが主従関係構築に繋がる…と。

今言えることは一つ。
オスワリもフセも、マテも、何の意味のないことでした。

そんなことをして喜んでいるのは人間だけで、
犬にとってはストレスでしかありません。

人間で例えたら、強制労働させられていたユダヤ人みたいなものではと思います。
いや、言いすぎでしょ、犬は別に苦しんでいないから、
と思われるかもしれませんが、
うちのキューさんは、そんなことをさせていた時、
常に身体が萎縮していて、目が死んでいました。
まさにあのボーダーの服を着て拘束されているユダヤ人の目と一緒です。

とても辛い写真です。鳴くことはありませんでしたが、心の鳴き声が聞こえます。
2ヶ月前後の子に、首輪とリードをつけて、動きを制限しています…

ご飯はサークルの中で。そしてオスワリ、マテをさせてからあげます。
ヨシ!のあとも、何度かマテ、オスワリで中断させ、
主従関係構築という名の嫌がらせをしています。


グラ先生のカウンセリングを受ける前後。
私が着替えようとしたら、
ズボンの上にのっかって座りました。
着替えちゃダメだよ〜!と得意気な顔で私をからかっているように見えます。
この時は当然、オスワリなどのコマンドはやめています。

こうして写真を振り返るとと、リーダー論から抜け出せて、
本当に良かったと思うのです。
今なら、キューさんの苦しい声がたくさん聞こえてきます。

キューさんとは違って、死んだ目ではなく、楽しそうにしてますから!
と思われる方もいるかもしれません。
でもよく表情をみてもらいたいなと思います。
目がギラついていたり、悲しげだったり、興奮したり、していませんか?

そもそも、犬に命令したり、芸をさせたりせず、
犬の意思を尊重して、ストレスのない生活をさせてあげたいです。

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新たな教科書・・結局は犬に嫌なことをしていた

 2014-10-31
よし!厳しさ卒業だ!、と思った私は、
また新たな教科書を探し始めました…こりない(ーー;)
厳しくはしないけど、躾は当然のように必要だと思ってたので、
犬に優しい躾法を探したわけです。

たどり着いたのは、1冊の本。
暴力も餌で釣ることもしない。
犬は飼い主に心を開こうとしている。
その言葉を、私たちが聞いてあげられるかにかかっている。
この躾法で、困っていた問題は、早ければ数時間後にはなおる!

そんな解説に、私は即、注文クリックしてました!
コレしかないでしょ!と。
今考えたら胡散臭いですけどね…

今か今かと待ち望んで、やっと届いた本に書いてあったのは、
ふんふん、一見、犬に優しい気がするぞ!

解説でみた、数時間後になおるという方法は、以下のものです。

仰向けにして、どんなに暴れても鳴いても、絶対にはなさない。
暴れる時は二人がかりで両手両足を押さええ込む。
噛まれないように下あごを押さえる。
そして怖い声、怖い顔で「ダメ!!」と叱る。
こうして強い飼い主であることを示す。
抵抗が止まり、大人しくなったら、一転して褒めまくる。
また暴れたら叱る。
その繰り返しで、ワンコが目をつぶって、自分の意思で動かなくなるまで、
30分でも1時間でもやり続けるというもの…
これが一度完璧にできれば、イイ子になるとありました。。

なんか力づくな印象も受けましたが、
成功すれば良くなるんだから、頑張ろう!と信じて意気込んだのです。
…しかし、私、、呆れるほどの根性なしなので、
キューさんが大人しくなる前に諦めてしまったのです。

結果的にやめて良かったです。
ワンコがどんな気持ちになるとか、ちっとも考えていない方法です。
全く犬に優しくありません…
これでもし言うことをきくようになったとしたら、
きっと恐怖や諦めで、従ってるんだろうと思います。

この時は、私が怠慢だっただけで、
この躾法に疑問を抱いているわけではありませんでした。
今、この本をチラ見すると、他の内容もリーダーシップ論でいっぱいなのですが、
この時は気付けなかったんですよね・・

キューさんの状況はというと、ずっと困っていた問題はなおらないのです。

噛みつき(しかも唸って飛びついて)
興奮して走り回る
噛んではいけないものを噛む
拾い食い
散歩の引っ張り
爪切りを嫌がるようになった
食事の食いつきが悪くなった

…キューさんがきて、
ずっと人間第一として考えてきたので、
私たち人間にとって、問題かどうか、困っているかどうか、という観点で見ていました。

この頃、特に、キューさんっていつもつまらなそうにしてるな…と思ったのです。
実はずっと気になっていたキューさん自身の気持ちについて、
急激に気になりだしたのです。

この子はうちに来て、良かったと思ってくれているの?
いつも淋しげな目で、何を思っているの…?

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主従関係構築への目覚め・・私、乱暴になる…

 2014-10-28
再お迎えから1週間が経ち、この子を何とか良い子にしなくちゃと
躾法をかなり必死に検索し続けました。

辿り着いたのは、ご褒美のフードに頼らない、且つ天罰方式や体罰はNG。
でも明確なリーダーシップを示すことで、犬との信頼関係が築けるよ、
と、うたっているサイトでした。

有料のマニュアルもあったのですが、
そのサイトにはマニュアルを買った方からの質問と、詳しい回答がのっていて、
藁にもすがる思いだった私は、そのサイトが大変魅力的に見えたのです。

参考にして取り入れたことは、
・室内では見ていられる時だけサークルから出す。
・サークルから出しても、首輪とリードをつけて、自由を制限する
・噛んだらマズルをつかんでダメ、と叱る。
・ご飯の前におすわり、待てをして、途中でも待てをして中断させる
・頻繁に仰向けにさせる
・散歩ではリーダーウォークができるようにするため、飼い主より前に出たら、逆方向を向きリード固定。
・鳴いたり吠えたりしても、ひたすら無視
・自分がリーダーと勘違いするから抱っこはダメ

…今、思い出して打ち込んでいるだけで、ゾッとしますが、
これを3ヶ月くらい続けました。
毅然とした態度でリーダーシップを示すよう努めました。
今なら、犬の気持ちに全く寄り添わない、結局は暴力的なものだと分かるのですが、
この時は全く気付かなかったんです・・

これにより、噛みつきや興奮は、良くなるどころか酷くなる一方で、
そこで私は何を思ったか、厳しさを強化しなければ!!と考え、
散歩でリードをグイッと引っ張ってみたり、時には身体に歯をあててみたり・・

目をつぶりたい、その頃の写真・・
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あぁぁぁ・・キューさん、本当にごめんなさい。
私の乱暴な対応によって、子犬らしい無邪気さが全くありません。。
もしもタイムマシーンがあったならば、今すぐキューさんの表情をみて違和感を感じて!!
そして早くPONOPONOと検索しなさい!!!!!…と言いたい。。

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