生体販売に思うこと

 2015-06-23
少し前にもコレを読んでますと書きましたが…
犬を殺すのは誰か

この本を読んで、日本のペット産業がどれだけ酷いものかが分かりました。
問題がありすぎて、ここには書ききれないので、
とにかくとにかく、できるだけたくさんの人に読んでもらいたいです。
これから動物を迎えたいと考えている人にも、そうでない人にも…。

日本がどれだけ動物を、モノとしか捉えていないか…。

お母さんから産まれて、心身共に成長するのに重要な社会化期の途中で
親兄弟から引き離され、見知らぬ場所に連れていかれ、
大勢の人達が集まる競り場に並べられ、価格がつけられていき、
また段ボールに次々詰め込まれ、ペットショップへ運ばれていく…
今度はライトで照らされた小さなケースに閉じ込められて、
人々がドンドンと叩いたり、抱っこして触りまくったり。

飼い主が決まったと思ったら、またその家で、狭い場所に閉じ込められて、
厳しい躾をされたり、逆にジロジロ見たり触ったりされる…

幼い子犬にとって、どれほど怖いことだろうと思います。

ペットショップで出会った我が家のキューさん。
あの時、物凄く震えていました。
今ならどうしてあんなに怖がっていたのかが分かります。

うちにきてすぐに病気が分かり、翌日からまた、ペットショップに連れていき、
責任をもって治してもらうように、獣医の勧めもあって依頼しました。
1週間ほどあずけて治って我が家に戻ってきたキューさんは、
物凄く警戒心が強くなっていて、すぐに私と夫に噛みつき、暴れていました。
かと思うと、隅っこに隠れ、身体をかたくして、怯える顔をしていました。

当然、病気のキューさんを、
獣医さんやペットショップの方が大事にケアしてくれたのではなく、
ペットショップの裏手で段ボールにでも入れられていたのだと思います。

あの時は正しい判断だと思っていましたが、
ただでさえ不安でいっぱいだったキューさんに、
もっともっと恐怖を与えてしまったのだと思い、後悔でいっぱいです。
そこに更に、リーダーになるべく忽然とした態度で、厳しい躾をしていったのです。

今なら、学んだ今なら、こんな対応は絶対にしません。

キューさんが、なぜこんなに怖いことがたくさんあるのか。
攻撃的だったり無気力だったりしたのか。
興奮しやすいのか。
今なら、どうして?なんて思いません。

過酷な対応や環境をうけて、今のキューさんがいるのです。
そうなって当然です。
辛かったね、怖かったね、頑張ったね、これからいっぱい幸せになろうね、
と、慰め、励ましの気持ちでいっぱいです。

日本では、平日、1日あたり200匹もの犬が、保健所で殺されています。
それは捨てられた子、ショップの売れ残り、ブリーダー放棄など、
全て人間の勝手な行為で起こっていることです。

にも関わらず、可愛い子犬が欲しいというニーズに合わせて、
どんどん生産されていくのです…モノのように。

生体を販売するということが、
いかに倫理的でないか、人道的でないか、痛いほど分かりました。

こんなに命を軽く扱うことを、いつまでも続けていていいわけがありません。

私たち日本人にとって、ペットに対する意識改革は、
非常に急務な問題だと強く思います。

グラ先生の昨日の記事、感受期と犬猫の販売でも、
生体販売について書かれていますので、是非ご覧ください!

そしてみんなで行動していきましょう!
小さな行動が、必ず大きな結果に結びつく時がくるはず!


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